- 1999-03-26 (金) 23:59
- ライブレポ
過去ログから転載。
マンスリーライブの3回目。今回のテーマは「温故知新」。
「いい加減「たからじま」の呪縛から逃れたい」ということで、1曲目はなんと、Let it be(!)でした。一瞬息をのむ観客。しかし、本来の曲のイメージを大事にしつつも、そこここにちりばめられた和泉フレーズに、会場の空気は少しずつ和んでいったのでした。その後はカーペンターズあり、スティービーワンダーあり、マービン・ゲイあり。アレンジを「練らず練られず」の演奏は、どの曲も和泉さんの思い入れがひしひしと感じられるものでした。いずれはオーケストラをバックにこんな曲を演奏できたら、ということだそうです。
第2部は「たからじま」から。1月のライブと同じ曲が演奏されたのですが、「あれっ、なんか違う感じだな」という。うーん、うまく言えないですけど、演奏されるたびに進化していっている、というか。アルバムでは聴けない深さ、みなさんもぜひ生で聴いてみてくださいね。
今回、スクエアの曲からは「Cape Light」と「OMENS OF LOVE」。ピアノバージョンのOMENS OF LOVE、どんな感じになるのかなと思っていたら、まぁ、久しぶりですね、和泉さんのこういう演奏を聴いたのは。「自分でもどこを弾いてるのかわからなくなる」とご本人が言うほどの”ほとばしるピアノ”でした。
和泉さんと観客、お互い緊張している感じの1月のライブと比べると、今回のマンスリーライブ 、和泉さんらしいコンサートだったように思いました。金曜日の夜、ということで、僕も今までは会社帰りでスーツ、だったんですけど、次回はぜひ、オフの格好で行きたいなぁと思いました。
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- 1999/03/26 マンスリーライブ ライブメモ from 和泉派。